住まいを整えることは、日々を心地よくすること

住まいを整えることは、日々を心地よくすること

日本の住宅は「家という箱だけを買う」ことが一般的になっていますが、実は世界には“家具まで含めて家を整える”という考え方が当たり前の国もあります。
それは、家具の配置ひとつで暮らしやすさが大きく変わることを、暮らしの文化として大切にしているからではないでしょうか。
北欧の建築家たちが建物と同時に家具もデザインするのも、そうした理由があるのだと思います。
私たち関元工務店でも、家をつくることは「暮らしをデザインすること」だと考え、造作家具を含めた住まいづくりをご提案しています。
設計の初めから「どこで、どんな風に暮らすのか」をイメージしながら、収納の計画も丁寧に立てていくことで、完成後すぐに片付く住まいができあがり、その快適さがずっと続いていきます。


とはいえ、造り込みすぎることには注意も必要です。
今の暮らしにピッタリ合わせすぎた家具は、将来の変化に対応しづらくなることもあります。
だからこそ私たちは、大工が手がける造作家具と、自由に動かせる置き家具のちょうどいいバランスを大切にしています。
お気に入りの椅子やチェスト、季節ごとのグリーンやインテリア小物を楽しめる余白を残しておくことも、暮らしの豊かさにつながると感じています。

暮らし方から考える収納のカタチ

どんなに美しくデザインされた住まいも、いざ暮らしてみて「物が片付かない」「しまう場所がない」となってしまっては意味がありません。
関元工務店では、事前のヒアリングをもとに、お施主様ごとの暮らしに合った収納計画を設計段階からしっかり立てています。
そのため、引き渡しから 1〜2 週間ほどで生活が自然と整い、きれいに片付いた状態を保てる家に仕上がります。

また、お子様の成長や家族構成の変化など、暮らしが変わるタイミングでも収納の見直しをご提案しています。
こうしたサポートも含めて、「一生のお付き合い」をさせていただける工務店でありたいと思っています。
限られたマンションの空間を、無駄なく心地よく整えていくこと。
それは、単に「物をしまう場所をつくる」ということではなく、日々の暮らしを軽やかに、気持ちよく送るための工夫です。
これからも、そんな住まいづくりをお手伝いしていきたいと考えています。

TOP